さぁ自分の脳をコントロールしよう

いつか何者かになる為に

家族という一番危険になり得る集団について

「家族は素晴らしい」

「家族は温かいものだ」

「家族は大事にしないといけない」

こんなこと人生で耳にしたこと

だれしもあると思います。

 

 

基本的にこんな言葉を言う人は

世の中のすべての家族が

良いものであるかのように

家族を定義しています。

でも、一度考えてみてください。

なぜそう言えるのか?

どの家族もそうなのか?

 

ではもし、

素晴らしいものであるはずの

家族間でのトラブルが

起きるのでしょう?

不倫、DV、虐待など

ぱっと思いつくだけで

いろいろ問題が出てきますよね。

つまり、

「家族は必ずしも

 良いものではない」

と言えます。

 

「家族だから」という理由で

許される風潮ありませんか?

僕は不思議でたまりません。

「家族だから」人を

殴っても許されるのでしょうか?

そんなことはもちろん

許されるものではありませんよね。

家族であっても

他人は他人です。

僕は個人的には

一番危ない集団になりやすい概念だと

感じています。

 

なぜなのか?

家の中で起きる暴力やパワハラ

外から見えないからです。

警察に通報したところで

夫婦喧嘩に取り合ってくれる

ものなのでしょうか?

おそらく1回目の通報では

対応してもらえないのでは?

と思います。

常習化してからの

対応なのではないでしょうか。

 

最近、話題になっている

不倫の話でも

夫が帰ってきたときに

ご飯が温かい状態で

用意されていないと

夫が外へ飲みに行き、

妻がそのご飯を捨てる

といった内容を見ました。

 

普通に考えれば

ありえないですよね?

人として。

でも、それがまかりとおってしまう。

これが「家族の怖さ」です。

他人ならキレ散らかしてるところですよね。

もしくは呆れるか。

そして、

この現場は夫と妻しか見ていないのです。

ということは、

これが表に出るまでは

妻は苦しみ続けることになります。

妻は何かの理由を自分で作って、

それでも夫との婚姻関係を

続ける選択をしていたのでしょう。

 

他人なら逃げますよね?

その正常な判断がしにくくなるのです。

「家族」という言葉のせいで。

 

僕は閉鎖されたつながりの中でこそ

その人の本当の姿が見えると

考えています。

おそらく、さきほどのご飯の話なら

妻の親や共通の友人が家にいたら

違う展開になっていた可能性が

高いですよね。

大人しくご飯を食べる可能性が

上がるでしょう。

 

閉鎖的な関係性こそ危険なのです。

あの有名な「囚人と看守」の

実験もその典型的な例の

1つと言えるでしょう。

 

自分の身を守るために、

相手が誰であろうが、

非人道的なことをされた場合は

その人から離れるべきです。

 

子どもならまだ分かります。

殴られるのは嫌だけど、

どうしていいか分からない

場合が多いと思うからです。

でも、いい大人なら

物理的、精神的問わず

ダメージを与えてくる相手が

家族にいるときは

離れる術があるのではないでしょうか?

傷つく必要はないのです。

 

これは体感ですが、

離婚していない夫婦の方が

多いような気がします。

ということは、

「幸せな家族は

 当たり前に存在していない」

ということになりませんか?

「家族だから」という理由で

もし、あなたが自分を犠牲にしているなら

すぐに離れる手段を考えてみてください。

「家族は素晴らしい」

という幻想は抱かないでください。